理解してもらいたい、トンカツというそれのあれ


画像はとんかつ。ちなみに私は七咲が大好きです。でも七咲の顔を見てしまうと、その、全てを許してくれそうな表情に、愚痴や弱音や、世の中への妬みそねみといった負の感情をぶちまけてしまおうとしてしまうので、あんまり見ないように努めています。それでも七咲はいいって言ってくれるんだ…。


というわけで、トンカツの話です。
本日、所用で秋葉原へ行ってきました。
用事を済ませ、せっかくだから昼食をとってから帰ろうと思い立ち、某かつ屋へ行きました。
あれ?濁したつもりが店名ちゃんと言っちゃってる!ふしぎ!!
そんなこんなで、カツ丼を食べに、某かつ屋へ入ったわけです。
すると、隣の席には、観光客と思われる外国人カップルが。
話してる言語からして、南欧の方のようですが、どうも男性の箸の進みが悪い。
男性はロースカツ定食を食べていましたが、カツにはほとんど手をつけず、もてあますようにライスやキャベツを時折食べるだけでした。
カツは外国人にもウケがいいほうだと思うのに、珍しいなと思い観察していたところ、ひとつのことに気が付きました。
彼は、とんかつソースを一切付けずにカツを食べていました。
そりゃ、肉の味を楽しむためにそのまま食べる人もいるかもしれませんが、やはりトンカツのスタンダードな食べ方といえば、ソースをつけて食べるもの。目の前にソースの入った瓶はあるのですが、外国人の方には、ソースをかけて食べるという日本人の常識がわかりません。
どうにかしてトンカツのおいしさを教えてあげたい。
しかし日本語と中学レベルの英語しか喋れない私では、彼らとコミュニケーションが上手に取れないかもしれない。
そうだ、実際にソースを使っているところを見せてあげればいいんだ!
バカか!私が食べてるのカツ丼だろ!!
そんなことをもやもや考えながら食べている間に、私のカツ丼はいつの間にか半分以上なくなっていました。
もっと味わって食えばよかった…。
現在秋葉原は、サブカルチャーの街として海外にも広く認知されています。
食文化も立派な文化。日本の食事をおいしく味わってもらうために、外国人向けのポップを用意したりするのも、気遣いの一つになるかもしれませんね。


ちなみに上野では、観光以外に住んでいる方も多いせいか、各所で中国語の案内を多く見ることができます。
なんにせよ、○○を楽しんでもらいたい!ただしく知ってもらいたい!という情熱がないと、そういうおもてなしは出来ないものなのかもしれません。
私はただ、トンカツがおいしくないものだなんて思われたくないだけなんだけどね!